DAWの選び方
2016/06/23
本日は、前回の記事でDTMを始めるにあたって必要な機材として紹介したDAWの選び方について解説します。DAWの機種ごとそれぞれに特長があり、ロックやオーケストラなどの生音系の楽曲を作りたい方・ダンスミュージックなどの電子系の楽曲を作りたい方など、どれを選べばいいかわからない方・迷っている方は是非とも参考にしてください。
オールラウンダータイプ (どのジャンルでも幅広く対応)
Cubase(Win / Mac)
CubaseはSteinberg(スタインバーグ)社が開発したDAWソフトです。恐らく最も高いシェアを誇る定番DAWソフトです。操作性・機能性共に定評があり、ロック・ジャズ・ヒップホップ・ダンスミュージックなどあらゆるジャンルに対応が出来ます。収録音源も豊富で、上級者に向けた最先端の機能性から、初心者には嬉しいコード進行をアシストする機能まであったりと、初心者からプロフェッショナルまでオススメなソフトです。
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SONAR(Windows専用)
SONARは音響機器でお馴染みのTASCAMが販売するWindows専用のDAWソフトです。国内では高いシェアを誇っており、操作性・機能性共に定評があります。特筆すべきは収録音源の多さで、アコースティック系ドラム音源ではかなり人気のある”ADDICTIVE DRUMS”・高性能なソフトシンセサイザーである”Z3TA+”を収録していたりと、サードパーティー製で買い足す必要が無いくらい用意されています。こちらも初心者からプロフェッショナルまでオススメなソフトです。
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Studio One(Win / Mac)
Studio OneはPresonus社が開発したDAWソフトです。2009年にリリースされて以降、爆発的にシェアを拡大した比較的新しいDAWソフトです。Studio Oneの開発者がCubaseの黎明期の開発者であり、どことなくCubaseのインターフェイス画面に通じるものがありますが、「Cubaseよりも操作性が優れている」とするユーザーも多く居ます。収録音源も多くある他、マスタリングの機能性に長けており、マスタリングの用途だけで購入するユーザーも多く居ます。ボーカル編集ソフトの定番”Melodyne”が付属しており、比較的安価な点も嬉しい特長です。
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Logic(Mac専用)
LogicはApple社が販売しているMac専用のDAWです。操作性・機能性はMacユーザーからは絶大な支持を得ており、多くのハイクオリティな音源・プラグインが内蔵されているにも関わらず2万円代半ばで販売されており、コストパフォーマンスがとても高いDAWです。Logicの音源欲しさだけで購入する人も居るそうです。Macユーザーの方は是非とも1stチョイスとして検討されてはいかがでしょうか。
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ダンスミュージック向け
FL Studio(Windwos専用)
FL StudioはImage Line社が開発しているDAWソフトです。ダンスミュージック系の制作にとても適しており、ループを構築してそれを並べていくという一風変わったスタイルで楽曲を制作していきます。直感的な操作性と個性的な機能性に定評があり、収録されている音源・プラグインもダンスミュージック向けのものが多く、ダンスミュージックを制作したい人にはオススメです。また、「Lifetime free update」といったアップデートを生涯無料で出来る制度もあり、コストパフォーマンス面でも優れています。
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Live(Win / Mac)
LiveはAbleton社製のDAWソフトです。直感的な操作方法が特徴で、ブロックと呼ばれるフレーズのパーツを貼り付け組み合わせて制作します。”Live”という名前どおり、ライブパフォーマンス用のモードもあり、曲作りだけに留まらない点も特長で、トラックメイカーだけではなくDJからも支持を得ています。もちろん普通のDAWに搭載されているような機能は搭載されています。また、動作も安定しておりクラッシュしにくい点も評価されています。
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上級者向け
ProTools(Win / Mac)
ProToolsはAVID社が開発しているDAWです。楽曲制作にも使用されますが、音響スタジオに導入されているDAWとして有名で、スタジオ用途のDAWとしてはシェアのほとんどを占めています。個人制作用途のバンドルも用意されており、音源も豊富に収録されており打ち込みやすさも以前より充実していますが、専用の規格が使用されていたりと、初めて買うDAWとしては少々敷居が高いです。他のDAWで慣れた後、ProToolsに移行する方がオススメです。
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格安で済ませたい
Reaper
ReaperはCockos社が開発・販売しているDAWです。パッケージでの販売をしておらず、ダウンロードあまり一般的なDAWではないですが、非常に多機能でほかのDAWと同等かそれ以上の性能があります。値段も$60とかなりお手頃で、60日間までは無料で使用することができます。ただ、収録されている音源が無く、サードパーティー製のものを利用しなければいけないというデメリットはありますが、音源をサードパーティー製で揃えたい人にとってはとてもオススメのDAWです。
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以上、どれもオススメのDAWですが、体験版なども用意されているものも多いので一度体験版を使用して操作方法を確かめてみてはいかがでしょうか。
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3月9日(木) 21:00〜22:00
3月15日(水) 17:15〜18:15
3月16日(木) 21:00〜22:00
3月22日(水) 17:15〜18:15
3月23日(木) 21:00〜22:00
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