アナログ VS. デジタル ②
2016/06/23
前回の記事の続きで、今回は”アナログEQとデジタルEQの特長”についてです。
それぞれの持つ機能や特徴を活かし、どのような用途で使用されているのか解説します。
■デジタルEQの特長
デジタルEQはほとんどの音楽制作ソフトに付属しており手軽に使用することができます。コンピュータの多様性を活かした多機能なものが多く、とても細かい調整が可能です。また、アナライザと呼ばれる波形を表示する機能により、音を視覚的に確認できるものも多くあります。
■アナログEQ特長
アナログEQはコンピュータの普及以前から使用されており、様々な機種が存在します。同じアナログEQではあるものの、構造の違いからか処理された”音の表情”が微妙に異なり、アナログEQでしか表現できない音を出すことが出来ます。音のひずみ・ノイズが微量に混入され、古典的な音を表現をしたい際に使用されるケースも多くあります。デジタルEQのように多機能ではないものの、アナログEQは重要となる部分にフォーカスした機能を持っており、少ない手順で理想の音に近づけられることも特長です。
デジタルEQは音を整える用途で使用されることが多く、
アナログEQは特徴的な音に仕上げるような、”音作り”の用途で使用されるケースが多いです。
■2つのEQを組み合わせて使う手法
デジタルEQ・アナログEQのそれぞれの特長を活かし、組み合わせて使う手法もあります。
例えば…
・デジタルEQで音を整えたあと、アナログEQで特徴的な音に仕上げる
・アナログEQで古典的な処理を施したあと、アナログEQで複雑な処理をして現代にしか出来ない音に仕上げる
・全体をデジタルEQで整え、特定の帯域だけアナログEQで処理する
デジタルEQ・アナログEQの両方を使いこなすことにより、より理想の音の質感に近づけられ、ミキシングの質が格段にアップするかもしれません。
ディグズプロダクションコアトレーニングでは音源資料をご用意しており、デモ楽曲を講師がデジタルEQ・アナログEQなどの様々なプラグインを用いて手直しした音源が掲載されております。講師の手直しにより、音の迫力・全体バランスの向上がわかりやすく表現されている内容ですので、実際にどのように変化するか気になる方は是非、資料請求のほど宜しくお願い致します。
次回のプロダクションコアトレーニングのブログは3月25日を予定。テーマはコンプレッサーについて解説します。
<DIGZ CREATORS COLLEGEからのお知らせ>
Digzボーカライジングトレーニングでは 毎月無料体験レッスンを実施します。 実際に受講生の授業に参加してレッスンを体験することができる機会です。
体験日程
3月1日(水) 17:15〜18:15
3月2日(木) 21:00〜22:00
3月8日(水) 17:15〜18:15
3月9日(木) 21:00〜22:00
3月15日(水) 17:15〜18:15
3月16日(木) 21:00〜22:00
3月22日(水) 17:15〜18:15
3月23日(木) 21:00〜22:00
3月29日(水) 17:15〜18:15
3月30日(木) 21:00〜22:00
お申し込み方法 ご希望の日程を下記申し込みフォームよりご入力の上、エントリーをお願い致します。 *申し込み状況によってはご希望に添えない場合がありますので予めご了承ください。
内容: プロの第一線の現場が教える、現代のメジャーアーティストが必要とする歌唱トレーニング法 (グループレッスン)
参加費:無料(60分:体験レッスン+レッスン概要説明)
場所:DCHスタジオ(渋谷駅徒歩10分) 東京都渋谷区桜丘町10-4 モドマルシェ渋谷桜丘町 B1F
>>無料体験レッスン申し込み方法<<
以下、公式webサイトの申し込みフォームより、
お名前・ご年齢・ご住所・メールアドレス・簡単な活動経歴
ご希望の日時をご入力ください。
Digzボーカライジングトレーニング / Digzプロダクションコアトレーニング Digzトップライナープログラムでは、現在新たに11月生を募集しております。 詳しい資料もご用意しています。気になる方はお気軽にご請求ください。
ディグズクリエイターズカレッジでは、公式LINE@ 各コースのレッスン風景、セミナー情報、無料体験レッスンスケジュール等をいち早くお届け!受講を検討されている方やご興味をお持ちの方、
ぜひお友達へ追加してください!
